西海岸労使交渉に言及! TPM22がロングビーチで開幕!

2022年2月27日から3月2日までの4日間、ロングビーチ・コンベンション・センターでJOC(ジャーナルオブコマース)主催のTPM2022が開催された。同イベントには船舶運営各社、ターミナル運営各社、鉄道各社、トラック業各社の代表がプレゼンター、コメンテーターとして登壇した。

パンデミックによる巣籠り需要が続く中、どこの船社も船舶のキャパシティを大きく上回る貨物の輸送を行っている。スペースやコンテナの不足は海上運賃の高騰を生み、荷主はこの数年過去に経験したことのない、コスト負担を強いられてきた。

こうした物流システムの混乱に加え、東欧で起きたロシアのウクライナ侵攻は原油の高騰や食料の調達の困難さを助長している。

また、今春から本格化する西海岸の国際港湾倉庫労働組合(ILWU)と太平洋海事協会(PMA)の間の正式な契約交渉も労使双方の意見の隔たりは大きく締結への道筋が不透明であることを不安視する関係者は多い。

A.P.モラー・マースクの代表は「迅速な解決を望んではいるが、問題のいくつかは解決するのに時間がかかる」と述べ、悪化する可能性は否定できないことから緊急時の対応計画を早めに立てることをすすめている。

また、別のキャリー(船社)の代表は「ILWUとPMAの間で早期に合意に達することについて楽観的ではなく、長期にわたる交渉が港の混乱に拍車をかける可能性があることへの懸念を表明した。

新規に市場参入した船社からは、西海岸を避けパナマ運河を経由する東海岸ルートのサービスの充実を図るとの発表があった。

東海岸各港でも滞留が見られることから、西海岸の抜け道としてのパナマ運河経由の輸送にも限界があると指摘する声も聞かれた。

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